少し前の話ですが、三重県菰野町にある「パラミタミュージアム」に行ってきました。
その時、たまたま人形浄瑠璃をやっており、初めて生で観ました。
人形浄瑠璃の詳しい説明はこちら
人形浄瑠璃は、三業で成り立っているそうです。
①太夫(語り)
②三味線
③人形遣い
–
太夫は語りと言っても、唄っているようで、それに合わせて三味線が入り、人形が動く。
こう文章にすると、順に合わせているようですが、実際は、同時!
同時進行というか、掛け合ってる?
太夫さんは、1人何役もされ、それに合わせて、三味線がその人の感性・センスで、音を奏でる。
障子をあける音だったり、忍び足、j駆け足、怒りの気持ちだったり。
又、人形使いの方の繊細でしなやかな動きも、OLE!です。
–
作品を披露くださる前に太夫さんが、人形浄瑠璃(文楽)の説明をされました。
そこで、心に残った言葉が、
「音を合わせるのでは無く、気を合わせるのです!!!!」
説明をききながら、この三業は、フラメンコの①唄②ギター③踊りみたいだな~と想像し、重ねあわせていたんですが、
この言葉をきいて、まさに
フラメンコの三位一体だと思いました。
そして、フラメンコも音ではなく、気を合わせないといけないよな~と、強く心に刻みました。
まぁ、これが、難しい~~~~んですが…..。
それから、語りの太夫さんは、地に足をつけて、腹の底から声を出すために、お召しになってるお着物のに重しを入れ、しっかりと帯をしめているそうです。
相撲のふんどしを彷彿しました。
やはり、下半身は重くどっしりと、大地のパワーを感じること
これもフラメンコと通じるところです。